ヤバい隣人などが原因で実際に引っ越す確率や割合ってどれくらい?
こんにちは!都築です。初めての一人暮らしは戸越銀座商店街の魚屋さんの近くの1Kアパートでした!
不動産屋をやっているとけっこうお客様から近隣の住人や周辺地域の建設予定の情報を求められます。僕らは売買仲介会社なので慎重なお客様が多いのかもしれませんが、賃貸仲介さんでもけっこう聞かれているかもしれませんね。そこで、今回はどのくらいの人が物件に不満をもって引っ越しているのかを調べてみたいと思います。
目次
不動産屋の肌感覚と個人の感想
「ヤバい隣人がいたら詰む」は色々ところで家を買うリスクとして挙げられているんですが、よく挙げられる割にはそれが原因で家を売りたい人ってアフターフォロー含め会わない(まあ、それは弊社がちゃんと事前調査しているからかもしれませんが!(ドヤァ))し、どのくらいいるのか謎なんですよね。
まず引っ越しをする人の割合を調べましょう。
まず、どれくらいの人が引っ越ししているんでしょうか
総務省統計局住民基本台帳人口移動報告2022年結果をみると、2022年に市区町村間で引越しをした日本人は477万5千人でした。これだけ見るとかなりいますね。引越屋さんの市場規模の大きさを感じてしまいます。
日本の人口ってそういえば何人いるんでしょうか
総務省統計局人口推計によると2022年1月1日時点で1億2,544万人、2023年1月1日時点で1億2,477万人でした。2022年の日本人の平均人口は1億2,510万5千人ということになります。僕が若い時に1億3千万人という数字を聞いた気がしますが、まあまあ減っていますね。少子化ヤバい。
ということで、1年間に引越しをした人の割合は
ということで、サンプルが2022年に限っている時点で少ないことは否めませんが、477.5万人÷1億2,510.5万人=3.8%ということになります。477.5万人というと、そんなに!?と思いましたが、人口対比でみると30人くらいのクラスで1人ちょい転校するイメージなのでそれほど違和感はないですね。
引っ越しの原因の割合を見てみましょう
さらに引越しをした理由について着目しましょう。suumoさんのアンケート結果(実施時期が2014年とちょっと古いんですが)によると「住んでいた物件に不満があったから」は22.0%。おお・・・いきなり答えがでてしまった。さすがは物件数No.1。こんなところでもお世話になります。
大発表!日本人が物件に不満をもって実際に引っ越しをする確率は!
引っ越しをした日本人の割合3.8%×物件に不満があり引越した人の割合22.0%=物件に不満で実際に引越した日本人の割合 0.84%!
少なっ!しかもsuumoさんのアンケート結果は複数回答OKの結果です。純粋にそれがメインで引っ越しをした人はもっと少ないことになります。ちなみに、同様のパターンで転職を理由に実際に引っ越しをする割合を計算すると0.25%となります。そりゃ不動産屋やっていてもなかなかそういうお客様現れないわ・・・。
ご安心いただけましたでしょうか
というわけで、実際に引っ越してしまうくらいにヤバい隣人が潜んでいたり、嬉しくない周辺施設が出来上がる確率は、普通に考えて無視していいレベルといえますね(引っ越しに至らずとも耐えている人もいるのでしょうが)。
これで安心して持家をさがせるぞ。ちょっとこいつらに任せてみようか!となった方はいつでも弊社にご連絡ください。可能性は少ないとはいえ、ちゃんと周辺や近隣を調査しているからこそ僕らはそういうお客様を出してしまったことがないといいたいです!
…とはいえ、この流れでのお問い合わせはちょっと厳しいかもですが、読んでくれた皆さんの心配を払しょくできれば幸いです。それでは、Enjoy 家選び!
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