家を買える人まで買えなくなる、たった１つのNG行為

こんにちは！都築です！持家をじっくり選んでいる人、あるいはそうしようとしている人っていませんか？実はこれ、お気付きでないかもしれませんが、ちょっとした罠なんです。今日は多くの人がハマるこの罠についてご説明します。さらっとその対策までご説明しますので、読んでいってください！

どうしても皆さんが感じてしまうもの

高ぇよ！

みなさん、最近のマンションや戸建ての物件価格をどう思われますか？正直言って高いですよね。東京都23区内は比較的お求めやすいエリアでも新築マンションが億を超えることは普通にあります。高いと感じる方が普通です。

「一生の買い物だし慌てずにゆっくり決めよう」

で、こう思うんですね。体感ですが９割以上の人が最初はそういう考えです。まあ普通そうですよね。ところがこれであり続けていると家は買えません。そう。家はいつでも買えるものではないため、本来なら家を買える人まで買えなくってしまうNG行為とは、「ゆっくり決めればいい」という考えであり続けてしまうことなのです。

ポジショントークだと思う人もいるかもしれませんが、お客様の利益になります。物件との出会いは努力と運です。時間の浪費はむしろ機会損失になることもあるというのが商売抜き（いや、商売ですがw）の本音です。

ゆっくり家を探すこと≠慌てずに家を探すこと

慌てないことと時間をかけないことは矛盾しません。家をゆっくり選びたいという考えの裏には「焦って買って失敗したくない。」という思いがあります。

現実をお話しすると、物件を買って不測の事態に遭うなんてまずないです。ひどい物件をつかまされた話や住宅ローン地獄などの話がネットではウケますが条件を決め切れずに勢いで買わない限りまずないです。でも普通は条件を決めきれないと買えないので超レアケースですし、逆に時間をかけても条件を決めきらずに買うのは危ないのです。

ゆっくり決めればいいと考えている人が遭う事態

「じっくり待てばいい物件が出てくるんじゃない？」と思いますよね？でも、なかなか条件に合う家が出てこないと普通条件を見直します。つまり探し始めて何か月かしてもまだ家をゆっくり探せばいいと考えている人のほとんどは、単に条件を決められない状態の人なのです。するとこんな問題が出てきます。

執着し始める

こういう人は家を買えなかったとき「まあいいか、ゆっくり決めればいいし。」と自分に言い訳しますが、買い損ねた物件よりもいいものを買いたいという欲が出ます。ただでさえ買えない人なのにさらに買えなくなる悪循環に陥ります。別れた恋人よりもいい人を探そうとして恋人いない歴を更新し続けてしまっている人のように。

不動産屋に見限られる

「いい家を優先的に紹介される方法」でもお話ししていますが、不動産屋が歓迎するのはアツいお客様です。いつまでも買わないお客様の優先順位はどんどん下がります。機械的に自動メールを送るくらいになり、最終的にフェードアウトします。

じゃあどうすればいいのか

ここまでお読みいただければ解りますよね。早期に条件を決め切ることです。家を買うとき多くのお客様は現実と向き合い、膨らんだ理想をそぎ落としたうえでそれでもなお叶えたいことが条件として明確になっています。

家の決め方は失敗しない家選びの４ステップで詳しく説明していますが、条件が現実的になるとそれを満たす物件はどんどん出てくるし、早い者勝ちの申込みも迷わずできるようになるため、意外と早く決まるものです。

念のためですが、理想を絞ることは負けではありません。

「よく覚えとけ。現実は正解なんだ。時代が悪いの、世の中がおかしいといったところで仕方ない。現実は事実だ。そして現状を理解、分析してみろ。そこにはきっと、何故そうなったかという原因があるんだ。現状を認識して把握したら処理すりゃいいんだ。その行動を起こせない奴を俺の基準で馬鹿という。」

という泣き言多めな僕としても大変耳の痛い故立川談志さんのお言葉があります。今の不動産価格は変えようのない現実です。高値掴みしたくない思いは解りますが、不動産投資の物件選びではなく自分が住んでQOLを上げる買い物だということを思い出しましょう。値下がりがいつ起こるのかも、そのときあなたが買えるのかも判らないです。確実に言えることは時間の経過とともに持家で過ごせる時間は短くなり、融資はつきにくく返済条件も厳しくなるということです。

また、実際に家を買った人の感想も、当初の理想からは遠ざかっても後悔がないどころか得られたものが思っていたより大きく、結果としてよかったとする人がほとんどです。それは理想に対する敗北などではなく実現した勝利です。むしろ想像を超えたのだから大勝利です。

いかがでしたでしょうか。精神論のように感じられるかもしれませんが、家探しを行動に移す前に止まってしまっている人も少なからずいますので、まずはマインドを強く持つことが大事ではないでしょうか。

もし、どうやって他のエリアを探したらいいのかとか、そもそも何から始めたらいいかわからないという方はぜひこちらまで、ご連絡ください。しつこい営業はしませんし、どんなことでもよろこんで無料でご回答いたします。

それでは、Enjoy 家選び！