奥様との向き合い方～魔法の言葉お教えします～

こんにちは。都築です・・・。

先日、案内先でお客様の夫婦喧嘩が発生してしまいました。もうねー・・・旦那様が「誰が金を出すと思ってんだ」とか言っちゃったんですよ。で、奥様もその場で激おこ。一緒に来ていたお子様はわんわん泣くという地獄絵図。おまけに、後から来た別の内見をしにきた人にまで目撃されて

「あっ・・・」

とかいって出ていかれてしまう始末。当然、その人たち連れてきた同業者に謝らなきゃいけなくなるし、なかなか厳しい日でした。もう二度とごめんです。僕、どうするのが正解だったんですかね・・・。

持ち家を選ぶ時、夫婦のもめごとはあるある！？

でも、さすがに内見先でそこまでバトってしまうケースは珍しいんですが、持家を買うにあたっては夫婦で大なり小なりモメることなんてあるあるなんですよ。体感値98%です。むしろ一度もモメないとかあったらSレアです。

男女平等だとかそういう点でとかく怒られがちな世相ですが、これからお話しすることはあくまで現場の人間の一意見です。「あなたの感想ですよね」とか「なんかそういうデータってあるんですか？」と言われたら、「申し訳ございません」としか言えない、そんな話をします。

旦那様と奥様のこだわりポイントの違い

それなりに不動産屋をやってきた者としての経験ですが、旦那さんはライフスタイルや抽象的な家族の幸せなどに理想を求める一方で経済的な責任は具体的に感じるらしく、価格や、立地などの資産性に拘り、奥様はその家での暮らしの充実に努めたいのか建物の内装や仕様などの細かいところにまで拘ることが多いです。ちなみに奥様が専業主婦でなくダブルインカムのお客様でもこういう傾向にあるように感じています。不思議です。将来は変わってきたりするんですかね。

#しつこいようですが個人の感想です
#それが良いか悪いかは置いといて現実として
#あくまで多いように感じるという話です
#過去の経験に基づくもので将来的な方向は知りません
#いやもうほんとに炎上とか勘弁して

夫が事細かにかつ多くの願望を持って物件えらびに臨んだ場合、物件えらびが難航することが多い印象があります。しかも奥様がおれていたりする場合ある程度進んだことに「これで本当にいいのか」と悩み始めてさらに伸びたりします。最後に奥様が猛烈に反発して選びなおしになったことすらあります。

内見の予約や実行、申し込みや契約の日程調整などのリードをするのは旦那さんでも奥様でもどちらが主体になっても大差はないように感じますが、家選びで細かいところについては当初から奥様の希望をなるべく入れておかないとトラブルになりがちです。

しかもここでいうトラブルとは、持家を買うときに限った話ではなく、買った後の生活を含めたものです。

持家購入後もずっと人生と生活は続く。過度なトラブルは避けましょう！

男性各位、どうか想像してみてください。自分なりに理想を追い求めて時間と労力を割いて家を探し、ローンを抱えて理想の家を手に入れたとします。ところが、その艱難辛苦の果てに手に入れた理想の住まいで奥様がストレスを抱え、ことあるごとに自分の理想の家に文句をつけてくるだけでなく、ふと思い出しては自分の希望はあまり聞き入れてくれなかっただの、あなたのために私が折れて妥協しただとか、言われ続けるんですよ？それも何十年も。

結婚式、出産時と出産直後の夫のしくじりを妻がずっっっっっっっっっっと忘れてくれないことはよくあるようですが、それに似ていますね。人生の大きなイベントで起こったことを女性は忘れてくれないようです。

地獄じゃないですか？家は理想でもそこに常に地獄からの使いのようになった奥様が同居するとか、もはや理想の監獄ですよ。　

「じゃあ、どうすればいいんだ。金まで払うのに俺の願いは叶えられないのか。」そうお思いの諸氏に、不動産屋として魔法の言葉を授けます。奥様には内緒ですよ？

不動産屋的私見による、夫婦がモメない魔法の言葉

「俺は●●だけできれば（あれば）それでいい。あとは君の願いをかなえてあげたいから何でも言って。」

これです。これなんです！もちろん奥様も大喜びですよ。しかも、それならばと↑で言った「●●」についてはむしろ積極的に奥様もかなえてくれます。

「なんだよ、俺の願いはあんま叶えられないのか？不公平じゃないか。」そう思います？もちろん人にもよるんですが、夫「だけ」がマイホームでかなえたいもので物件選びに反映させなきゃいけないものって意外と多くはないんですよ。

夫は自分の「こだわりポイント」を整理するとGOOD

これまた異論が出かねない話なんですが、自分で腹を括れば家族が満足そうならまあまあQOLぶち上がっちゃうんですよね。

「自分の家をもって、そこで家族が幸せにしている。おまけに●●ができる（ある）」

これで満足度だだ上がりになる男性が実は大半であるように感じています。そう、夫がこだわっていた●●って、冷静に考えると家族の幸せに比べるとそれほど大きくなかったりしちゃうみたいなんですよ。

でもね、これを読んでいる奥様方にご理解いただきたいのですが、不思議なことにこれを自分以外の人に言われちゃうとイラっと来るんですよ。が、自分で自分の気持ちに気づくと面白いくらいそんなもんだなと腹落ちするし、家族のために頑張る自分も好きになれるもんです。人間って面白いですね。

お気軽に家リアにご相談を！

もしこだわりのある家を探していたり、奥様とのコミュニケーションをいつも以上に上手にとりたいという人は、こちらまでご連絡ください。絶対しつこい営業はしませんし、家選びでご家族の絆が強まるよう精一杯やらせていただきます！

それでは、引き続き Enjoy 家選び！