不動産屋が長期休暇を嫌う理由

こんにちは！みなさん、連休はいかがお過ごしですか？お正月とゴールデンウィークと夏休みとシルバーウィークが大好きな都築です！弊社はオンとオフを切り分ける会社でして、僕も長期休暇大好きなんですよね。

え、タイトルと違うって？お前頭大丈夫かって？・・・あ、すみません。正確には自分の長期休暇は好きですがお客様の長期休暇が嫌いなんですよね。

…ヤバい。これだけいうとめちゃめちゃ感じ悪いですねwなんでこんな不動産業者の印象を悪化させるようなことを言っているかというと、家リアは正直さを売りにすメディアだからですね。どういうことなのか気になった方はぜひ読んでいってください！

皆さんの長期休暇の過ごし方を振り返ると

みなさんはどんな風に長期休暇をお過ごしになりますか？ちょっとそこに僭越ながら僕の感想を加えてみますね。

旅行に出る

いいですね！土日のお休みだけではいけないところにお出かけして羽を伸ばすのは体だけでなくいい気分転換になると思います。温泉や山登り、海の見える旅館やホテルでゆっくりするとかありふれているとは言え、王道の過ごし方です。僕も妻と一緒に行ったハワイにまた行きたいな。

家でダラダラする

解ります。ハードワークの我々よくわかります。なんやかんや一番休まるのはこれかもしれませんね。人聞きはいまいちかもしれませんが、意外と悪いもんじゃないですよね。普段はやれない家のことをしたり、何か意思決定をしたりするのも家でゆっくりしているときだと思います。

日帰りで遊びにいく

これもいいですね。日中遊んで最もくつろげる自宅に帰ってきて休むのって、合理的というか力の限り遊べる点では最善手であるように思います。車があったりすると思いのほか行動範囲広がりますし、帰りの車のなかでの家族やパートナーとすごすひと時って独特の良さがありますよね。

読書する

いいですね！個人的には、漫画や仕事に関係ない本はKindleアプリで、仕事に使うものは物理的な本で買って読書ライフを運用しています。SNSで流れてきたレビューや、書評、あるいは書店で目につくなどして、読みたい本は自室にもタブレットにも積読状態になっているので、僕も次の休暇は読書をしたいと思っています。

しばらく会っていなかった友達と会う

これはちょっと心配ですね。SNSなどが発達して旧知の間の人とも気軽につながりコミュニケーションがとれる昨今でわざわざ長期休暇中に会おうといいだすのってなぜですかね。リアルに会おうとするのって一部の不動産屋が使う臨場感や勢いをつけさせて断らせないようにするための常套手段なんですよ。しばらく会っていないお友達がそれをしたがるのって、胡散臭い投資話や怪しい副業などかもしれません。しかも長期休暇中って仕事しないからその手の話を真剣に検討しちゃったりするんですよね。ほんとにお気をつけくださいね。

同窓会

はい、出たー。最もパートナーに警戒されるイベントですよ。日本人の不倫や浮気の16.7%を占めるビッグイベントがこれですよ。（僕調べ。調査方法：参加した飲み会で聞かされる話）同窓会で会った昔好きだった人がいまだに独身で当時の魅力が大人になっていい感じに醸されていたらどうなるでしょう？「なつかしい」で終わりますか？青春とか戻っちゃいませんか？心配です。そうしたことはなくてもあなたのパートナーの気持ちはケアしてくださいね。

田舎に帰って親戚に会う

これね。ご両親もさることながら親戚やら地元の人も参加する法事みたいになろうものなら疲労困憊です。あげく地方だったりすると女性はただそれだけで諸々手伝わされたりします。しかも参加者の中にちょっとアレな親戚がいたりするとストレス倍増です。せっかくの休暇にわざわざ心身ともに疲れるイベントにいかなきゃいけないとかわけわからないですよね。もうやめときません？あなたやあなたのパートナーのためにもならないかもしれませんよ？

・・・え？過ごし方に対する評価の温度差がキツい？

お気づきになりましたか（孔明のドヤ顔で）。ある特徴を持つ過ごし方を露骨にdisっていますね。

家リアは正直さが売りなので本当のことをいいます。僕らは、お客様が普段会わない人と長期休暇中にお会いになることが実に嫌なんです。特に契約前は。

何かの拍子でお客様が不動産を売買しようとしているというお話を久しぶりにあった人にすると、大して関係ないくせに急に「俺の不動産論」やら「俺の知り合いの不動産屋に頼んだ方がいい説」やらをご披露してきて、お客様の翻意につながるおそれがあるためです。

これの恐ろしいところは、物件の売買に関しては古いお付き合いのある人以上の信頼関係を僕らが築けていないと、お客様はその人のいうことの方が正しいような気になってしまうかもしれないということなんですよ。でも、冷静に考えてみてください。

• その人は物件固有の情報やその地域の最新の法令や市場環境などの詳細を把握して話していますか？
• 不動産屋はお客様との話を通じて潜在的なニーズまで深堀して物件をご紹介していますが、その人はそこまで把握していますか？
• 不動産は一物一価の法則が効いていますが、「俺は（しかも同じ地域での同じ）物件をもっと高く売れた（安く買えた）」という話はそもそも本当なのでしょうか？
• 仮に本当だとしてもそれが大いに運によるところの話だとしたら再現性がありませんし、逆にお客様ご自身がすでにラッキーな状況にあるとしたら、最悪、損をしかねませんよ？
• もっと早く売買できたのではないかという話については、お客様ご自身が条件などに納得するまでの時間はどの程度でしたか？条件模索のための様子見の時間があったとしたらそれは誰のためでしたか？

そのうえでなおかつ売買を見送りたいというのであれば、どうぞその人やその人のご紹介の不動産屋のお世話になってください。どうせ同じような結果になって時間と手間だけが無駄になるだけでしょうが。

不動産屋がお客様と信頼関係を築けばいい話なのですけどね

すべては不動産屋の担当者がお客様と信頼関係を築けていれば大した問題ではない話です。が、人の気持ちというものは解らないところがあるものなので、不動産屋や不動産業者は大型連休前に契約を結びたいわけです。

オーナーとのリレーション構築やお客様のニーズの深堀りなどをせずに、お客様から持ち込まれた情報を元に単発で問い合わせして運よく契約できるならその手続を行うだけというような格安仲介手数料の不動産屋は論外として、担当者間はともかく（詳しくは「いい仲介営業の条件と担当ガチャの対処法」をご参照ください）店舗としてはそこまでひどい実力差は普通ないものです。あなたがいままでつきあってきた不動産屋と突然現れた不動産屋に大きな違いがあるとしたら、多くは印象の問題に過ぎないかもしれませんよ。

お気軽に家リアにご相談を！

と、こんな風に既存のお取引のある不動産屋さんの味方をするような話でまとめておいてアレですが、一つの不動産屋にすべてを任せるというのもまた勇気がいるものです。なんとなく気になっていることがあるけど聞きにくいという人や、なんだかちょっと今の不動産屋では心配なところがあるという人はこちらの「お問合せ」からご連絡ください。絶対しつこい営業はしませんし、無料でご質問に回答しますのでご安心ください。

それでは、Enjoy 家探し！